水着姿にもなる女子高生が主人公の3Dシューティング『アタックアニマル学園』

3Dタイプのシューティングゲーム。どことなくセガの名作『スペースハリアー』を彷彿とさせるが、主人公は女子高生であったり、カメなどの動物がボスキャラであったりとオリジナリティあふれる世界観。水着姿のグラフィックスも用意されているとか。

ゲームの所感

チェック柄の地平線に、縦横無尽に飛び回って攻撃してくる敵キャラクターなど、2年前に稼働開始となったセガのアーケードゲーム『スペースハリアー』から多大な影響を受けていると思われる本作。それをもっとも印象付けるのは、主人公となる女子高生の体制だ。小脇に武器を抱えていたり、接地すると走ったりする動きがどことなくハリアーにそっくり。敵の動きは速く、難易度はかなり高め。全6ステージをクリアするとエンディングとなり、再度ステージ1が始まる。

スペースハリアーに限りなくにているが、キャラクターなどはファンシーな姿になっているのが特徴。

ステージのラストにはボスキャラが登場する。ファミコンの仕様における制約上、背景は消えてしまうがそれなりにデカいキャラクターが画面内をトリッキーに動く。

ゲームミュージック

ゲームミュージックに関しては、評価の高かった『スペースハリアー』とは対極に位置する、かわいらしさを感じさせるポップ調のものが多い。ステージごとに異なる曲が用意されている。

ちょびっとウラワザ

タイトル画面のときに、IIコンの左下を押しながら、IコンのBを連打してみよう。残機の表示が変わるぞ。遊びたいステージと同じ残機のときにIコンのA＋スタートボタンを押せば、面セレクトできる。

データ

■発売元：ポニーキャニオン　■開発元：スクウェア　■発売日：1987年12月26日　■定価：5500円（税抜）　■ジャンル：3Dシューティング